公務員試験は人物重視?最近は人物軽視の傾向が強まっている!?

人物重視
本記事は2014年3月14日の記事を再編集したものです。
ホワイトデーだというのに、真っ白なのは頭の中だけという。

ところで、平成26年度から裁判所職員採用試験(総合職)が、6/15に変更されてます。昨年度までは9/18でした。いえ、試験日程のことではありません。一次試験の日程は6月1日)です。

人物重視の反動か?

変更されたのは、人物試験の配点比率です。

裁判所職員採用試験は、横浜市に次ぐ人物重視の試験として知られてました。特に総合職試験は、人物試験の配点が全体の半分という高配点ゆえ、2次試験での逆転劇がよく見られたものです。

1次試験を下位で通過しても、面接でA判定を取れば最終順位が一桁順位とか。裏を返せば、面接で低評価だと1次試験のアドバンテージなど消し飛んでいたわけです。昨年までは。

公務員試験全般における人物重視の傾向に逆らうかのように、この極端な配点が今年から是正されました。

というより、行過ぎた人物重視の反動と捉えたほうが正しいでしょう。
そもそも一次試験を通過しないと面接を受けられないシステムですし。

結局、筆記試験合格に向けてコツコツ継続して努力し続けられるか否かが公務員試験では重要なので、筆記試験を課すこと自体が人物重視とも言えるのですがね。

(2014年3月14日)