転職しないで副業という選択肢もある〜大手企業が続々と副業解禁!この波に乗り遅れるな!

副業

今や流行語となった働き方改革。コンプライアンス重視の企業では残業の強要が難しい時代になりました。一方、残業なしなら給料は増やせないのスパイラルに陥って生活が苦しくなるサラリーマンの方が周りでも増えています。

給料が増えないなら転職?

確かに、基本給が増えない上に残業代カットの現状では、もっと給料のよい会社に転職したくなる気持ちもわかります。

しかし転職しなくても収入を増やす方法は他にもあります。むしろ給料を増やせないから副業で稼いで欲しいと考える企業も増えています。

足らない給料は副業で補う時代の到来です。

働き方改革という名の残業代カット

過重労働やその結果としての過労死の問題に端を発し、政府が働き方改革に向けて重い腰を上げました。その内容はこうです。

労働者がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を総合的に推進するため、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保等のための措置を講ずる。
働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案(平成30年4月6日提出)

政府が長時間労働の是正に向けて動いてくれるのは大変結構なことです。

しかし、基本給で足らない分を残業代で補っていたサラリーマンにとって、働き方改革が残業代カットの口実に使われると感じる方も多いでしょう。

世間では人手不足が常態化している

ところで慢性的な人手不足の昨今。特にコンビニや飲食業では働き手がいなくて店舗を閉鎖する事例も増加しています。

介護分野も同様です。待遇面等の問題で離職率の高さが問題となっています。建設躯体工事の職業に至っては有効求人倍率9.62倍!です。

他方、昨年11月のソフトバンクを皮切りに、今年に入ってから大手銀行や製造業などでも副業を解禁する企業が続出しています。

副業解禁元年の2018年、残業から副業へのシフトは人手不足の特効薬となるのでしょうか?

需要と供給の一致

働き方改革と企業の副業解禁、一方で慢性的な人手不足。需要と供給が一致しました。これからの時代、定時で退社しアフターファイブは副業で稼ぐのがトレンドとなるでしょう。

では副業を始めるとして一体どんな副業をするか?

実際、副業で最も多いのはいわゆるアルバイトというデータがあります。35%を超えトップです。次にフリーランス、家業の手伝いが上位を占めます。

一般的なサラリーマンが始める副業としては、店舗などでのアルバイトが最もとっつきやすいでしょう。

都市部では時給が1000円を超えています。1日2時間のアルバイトを週5日したと仮定すれば月4〜5万円になります。1日3時間なら6〜7万円です。これなら土日を潰さなくても無理なく稼げます。残業代を補う目的なら十分です。

しかも世の中人手不足。すぐにでも職は見つかります。では早速明日から副業アルバイトでも始めますか・・・

ちょっと待った!

安易に副業を始める前に少し立ち止まって考えてみましょう。確かにアルバイトを始めればすぐにでもお金を手にすることができます。でもこれでは何の発展性もありません。単なる時間の切り売りです。

もちろん人手不足で困っている業界に貢献するという社会的意義はあります。しかし、ただそれだけです。その先はありません。

副業するならスキルアップに役立てよう

すぐに見つかる職に就くのでなく、少し立ち止まって考えてみてください。せっかくノー残業で空いた時間は最大限有効活用しましょう。時間は有限です。

副業するにしても何か自分のスキルアップに役立つことを始めるべきです。

本業がオフィスでの事務仕事なら、ワードやエクセルなどのアプリケーションは使いこなせるでしょう。クラウドワークスなどに登録して「内職」で年500万円以上稼ぐ主婦も出現しています。しかも腕を磨けば本業にも正の相乗効果があり一石二鳥。

また、すぐに副業を始めるのではなく、ワンクッション置いて資格を取得するのはいかがでしょう?

副業するならシナジー効果を狙え

私の知人に宅建資格を取得して週末は不動産屋という人がいます。

不動産の売買は大きなお金が動くので、契約時に「重要事項説明」が義務付けられています。また、重要事項説明ができるのは「宅地建物取引士」のみです。不動産関係の法律は複雑なので、関係法令に熟知した国家資格取得者しか重要事項説明はできません。さらに不動産屋さんには、5人に1人宅地建物取引士を置くことが法で決められています。

数人で営んでる小さな不動産屋では、宅建を持ってるのが社長1人ということもあります。したがって契約が立て込んでくると重要事項説明をする人が不足します。そこに宅建取得者のニーズが発生します。

本業と関連する副業の発展的事例

同様に、決算や確定申告の時期のみ税理士として働くWワーカーがいます。普段は企業の経理部に勤めています。経理畑を歩みながらコツコツと税理士の資格を取得したそうです。税理士の資格というのは「科目合格制度」が採用されているため、働きながら一科目ずつ取得するのに向いています。

もちろん税理士としても働いていれば、本業の経理部の仕事にも役立ちますよね。

これなんか正のシナジー効果(相乗効果)の典型でしょう。

もし副業のほうが稼ぎがいいなら、副業を本業にするという方法もあります。実際、どっちが本業かわからないWワーカーもいます。

でも資格取得後いきなり独立するよりリスクは低いと思います。

副業は本業の延長線上という考えを捨てる

全く逆の発想もあります。

本業とは全く無関係な業種で働くという考え方です。

確かに本業と関連性の高い業種の副業なら本業で得たスキルを活かすことができたり、反対に副業で得たスキルを本業に活かすこともできます。

しかし、この方法だと副業は本業の延長線上に過ぎず、気持ちの切り替えにはなりません。人によってはストレス増大の原因にもなりかねません。

目先を変え、思い切って本業と全く関係ない分野の副業を持つというのはいかがでしょう?気分転換になるという意味で大きな効果が期待できます。

本業と非関連副業の具体的事例

知人に、本業がITエンジニアで副業が大工さんという方がいます。

日曜大工が趣味で、それが高じて家一軒まるごと自分でリフォームしたそうです。自分の家だけに飽き足らず、やがて古屋を安く購入してリフォームし、他人に貸すようになりました。

その人、今では立派な大家さんです。

時代は転職よりもWワーク

どうしても今の職場に不満があるなら、転職して環境を変えるというのも一つの方法です。実際、年間300万人以上が転職しています。

でも、今まで築き上げたキャリアや人間関係を捨てるのがもったいないと思うなら、今の職場に残りながら副業を加えるというのも一つの選択肢です。

いずれにせよ、色々な面で少しでも人生を豊かにしたいものです。金銭的な面だけじゃなくてね。