来年の公務員受験をお考えの方は、そろそろ学習をスタートする時期です。
そして既に始められている方は、ちょうど「主要科目」を学習している頃でしょう。
今回は、主要科目の中の主要科目「数的処理」のお話です。
数的処理の重要性に諸説あり
公務員試験の受験勉強を開始する際、「まずは数的処理から手をつけろ」とは、よく言われます。
その理由として、「数的は配点が高い」や「数的は即効性がない」や「苦手とする人が多い」や「1回転させるのに時間がかかる」が付加されることが多いと思います。
しかし、数的処理を先行して学習すべき本当の理由は、もっと別のところにあるのです。
どうか最後までお読みください。
数的処理が苦手だと本当に公務員試験に合格できないのか?
文系の人で数的処理がはじめから得意な人は、極稀にしかいません。理系出身だったり、中学受験の覇者だったり、ある意味特殊な経歴をお持ちの方がほとんどです。
それ以外の方は大抵「苦手」からスタートします。
そして現実は厳しく、最後まで苦手な方が大半です。
では、数的処理が苦手だと合格できないのでしょうか?
そんなことはありません!
数的処理が限りなく0点に近い得点でも合格された方は沢山いらっしゃいます。
でも、反対に数的処理がネックで不合格になる人も毎年たくさんいます。
その違いは一体どこにあるのでしょうか?
数的処理が苦手でも合格できる人
数的処理が苦手でも公務員試験に合格した人は、自分は数的処理が苦手だということを早い段階から認識していたのです。単に苦手意識を持っていただけではありません。実際にやってみて、得点の下限と上限を把握していたのです。
数的処理が苦手でも、教養試験で「足きり」に合わないために打つ手はいくらでもあります。
しかし、数的処理が苦手か否かがわからなければ、その分対処が遅れます。
数的処理先行学習の真の意味
つまり、数的処理を先に学習すべき本当の理由は
数的処理を得意にするためではなく、数的処理がどの程度苦手かを知るためです。
- 苦手かどうか分からないと手の施しようがありません
- 他の科目で何点取る必要があるのかもわかりません
- 他の科目でカバーする必要があるのかさえ分かりません
数的処理を先行して学習した結果、数的処理が得意になる方も稀にいらっしゃいます。でも、大部分の方が苦手なままなのです。なら、苦手であることを早めに知り、得点レンジを計算し、他科目で何点カバーする必要があり、そのために一般知識をどこまで手を広げるか考えたほうが有意義です。
次の一手を決めるために、数的処理は必ず受験勉強期間の前半で学習してください。