複雑な官庁訪問のルールには、似て非なるものがある

官庁訪問
本記事は2014年3月3日の記事を再編集しました。
「公務員試験必勝法」をお届けしています。
今回は国家公務員の官庁訪問にまつわるお話です。
数年前から官庁訪問のルールが複雑化しました。

官庁訪問似て非なるもの

先月の末に平成26年度「国家総合職・一般職」の官庁訪問解禁日が発表されました。今回は必勝法というほどのものではありませんが、官庁訪問は先手必勝の要素も強いので・・・。

官庁訪問解禁日は、国家総合職も国家一般職も発表日の翌々日です。一見同じように見えますが、総合職と一般職では解禁日が全く異なります。総合職が最終合格発表日の翌々日であるのに対して、一般職は一次合格者発表日の翌々日です。

しかも、スタート時間は総合職が午前8時30分なのに対して、一般職は午前9時とされています。さらに大きな違いがあります

国家一般職は、7月9日の一次合格発表日に、官庁訪問の予約が出来るのです(14時以降)。総合職は出来ません。解禁日の朝8時半まで接触不可です。

その他にも細かなルールがあります。

たとえば、国家総合職では1クールに1回しか同一官庁を訪問できません。昔は他の官庁を回らせないために拘束するといったことが横行していたので、それを是正するためです。

いずれにせよ国家総合職と国家一般職の官庁訪問は似て非なるものです。
よく似ていても、そのルールは全く異なります。

今日はひな祭ということでヒナルモノのお話でした。

(2014年3月3日)